転職を成功させるコツ

● 就職活動時に準備すること

 1. 転職理由や目的・就職先への条件などを書き出す
 2. 転職支援会社などで就職先を探す
 3. 応募書類・履歴書を作成する
 4. 面接準備をする
 5. 試験の準備
 (レポートの提出や試験がある病院もあります)
 6. 退職準備をする
 7. 退職時に必要な事務手続きをする
 
 内定が決まったら、現在勤めている病院の上司に対する辞意の表明は最低でも2か月前。「退職届」は1か月前に提出しておく必要があります。引継ぎや保険や年金手続き、退職手続きがありますのできちんと病院の規則を調べ、上司と事務の方から必要なことを聞きましょう。
 内定が出てからの退職になれば問題ないのですが、退職時に次の職場が決まっていない場合はハローワークに行き、失業手続き、国保・国民年金などの手続きが必要になります。

● 履歴書・職務履歴書の書き方

「絶対手書きで」
 履歴書は絶対に「手書き」をします。たった一枚の用紙の中にあなたのこれまでの人生を表現します。丁寧に心を込めて書いた字のほうが格段に印象がよくなります。

「写真」
 写真は写真館で撮ってもらいましょう。写真家が履歴書に貼る写真にふさわしい表情を撮ってくれます。また肌の血色なども調整してくれますのでやはり写真館が一番です。一度取ってもらうと6か月間はそのネガを焼き増しして使うことが出来ます。面接時の服装できちんとジャケット着用しましょう。

「免許や資格」
 所得した免許や資格は、免許状を見ながら正式名称で記入します。「免許や資格に関する特記事項」に関しては、その資格がどのような業務に役立つのか、また取得した理由などを書き入れます。

「一度に複数書く」
 「履歴書」を1枚見ただけで、面接官はあなたの人となりを読み取ることが出来ます。心を落ち着けて丁寧に書きましょう。学歴・職歴などの込み入った部分は、一度に数枚同じ項目について書いていくとあまり間違えずに書くことが出来ます。志望動機などは各病院によって異なる場合がありますので、そこは空欄にしておきましょう。

 以下のサイトで丁寧に説明してありますので、よく読んでください。

★履歴書の書き方
⇒ http://kango.919.co.jp/knowhow/history/03.php
★職務履歴書の書き方
⇒ http://www.pasonacareer.jp/knowhow/resume/resume_048.html

● 面接対策

「回答集を作って声に出して練習する」

 面接で聞かれることは大体決まっていますので、事前に「自分の受け答え」を書いて声に出して練習しておきましょう。友人や家族に質問者になってもらうのが一番です。声に出しておかないと本番に緊張して声が出ないということもあります。「実際に声に出して」読むことでしっかりと暗記することが出来ます。
 
「あなたの看護観についてまとめておく」

 今までの看護経験の上でどのようなことが学びとなったのか。また、あなたが一生をかけて追及したい看護のテーマは何か。専門的に高めていきたい技術などがあるかなど、心・知識・技術でどのようにスキルアップさせていきたいかについてまとめておきましょう。
 「あなたが看護を行う上で大切にしていることは何か」を改めて自分に問い直してください。

「ドアの開け閉めや椅子の座り方」

 意外と自分のくせは気づかないものです。家族に練習台になってもらい木になるところがあれば指摘してもらいます。面接時の服装もしばらくぶりに着ると体型が変わっていたり、スカートが短すぎて椅子に座ったときの印象が悪かったりする場合があります。その辺のチェックもしてもらいましょう。

「退職理由について」

 中途採用の場合は、退職の理由について聞かれる場合があります。真実は「人間関係のストレスに耐えられなくなった」あるいは「労働条件がきつく体を壊した」としても、マイナスイメージになることはできるだけ言わないのが無難です。
 「明るくやる気があり、勉強熱心な看護師」を求めていますから、「自分の看護観」を中心として就職先の病院に対して「どのような特徴に惹かれた」からとか、「○○の専門性を高めたいため」など希望に満ちた受け答えができるように準備しておきましょう。

「ブランクがある場合は」

 子育てや介護、その他の理由により数年のブランクがある場合は、転職支援会社の「復職支援研修」を積極的に受けておきましょう。面接時にブランクについて言われたときに「積極的に研修に参加した」ということで、好印象を与えることが出来ます。また、子育てや介護などを通してさらに命の尊さについて学んだことなどをまとめておくとよいですね。

 以下のサイトはとても素晴らし九まとめてあります。ぜひご参照ください。

★ 面接対策
⇒ http://allabout.co.jp/gm/gc/381340/
★ 面接時に聴かれる16の質問
⇒ http://kangoshi-tensyoku.seesaa.net/article/160840509.html

 時事問題に関しても少し聞かれるかもしれませんので、医療に関するニュースなどをチェックしておくことをお勧めします。

● 服装・他

 一般的に黒かダークグレーのスーツに白いシャツです。しばらく着ていないと体型が変わっている場合がありますので、新調したほうがよいでしょう。スカートの場合は膝よりも下ほどで、椅子に座ったときに上がりすぎないものを選びましょう。ヒールは低め暗い色で。メイクは派手すぎず健康的な印象になるナチュラルメイクで行きましょう。
 「さわやかで落ち着いている」という印象を持ってもらえるとよいですね。

★面接時の服装 身だしなみ
⇒ http://kango.919.co.jp/knowhow/interview/02.php

● レポートや就職試験

 筆記試験は「小論文や作文」「一般常識」「専科科目」などを実施する場合があります。
 看護経験者・看護師免許所有者は面接が中心になります。最近では一部小論文を書く場合があります。転職支援会社などでどのような試験があるか、教えてもらえるかもしれませんので、その辺もチェックしましょう。
 気を付けてほしいのは、採用試験の期日などについて募集掲載時とずれがある場合があります。そのため、病院に直接日時内容について確認しておきましょう。

【小論文・作文】
 あなたの看護観や実体験で学んだことなどについて、一度まとめておきましょう。また、医療関連の最近の話題などがテーマになりますので、新聞やニュースのチェックも必要です。小論文は練習が一番です。予想されるテーマについて書いて知人に添削を受けておきましょう。

 よくあるテーマは、「あなたが目指す看護師像」「看護実習(今までの看護経験)で学んだこと」「高齢者の介護」「少子化」「臓器移植関連」等です。
 
★ 小論文などの試験対策
⇒ http://www.nurse-guide.jp/s_manual/employ/
★ 小論文でよく出るテーマ
⇒ http://mbp-kyoto.com/kyotocommunitas/column/7030/
⇒ http://mbp-kyoto.com/kyotocommunitas/column/7031/
⇒ http://mbp-kyoto.com/kyotocommunitas/column/7034/

【適性検査】
 YG性格検査やクレペリン検査などを行宇所もあります。SPIという適性検査などもあります。
【一般常識】
 本屋さんで「一般常識問題集」を購入したり、新聞やニュースによく目を通しておきましょう。気になることはメモしておくとよいですね。朝のニュースを予約録画しておくと短時間で時事ニュースをチェックすることが出来ます。
【専門試験】
 国家試験に合格できるかどうかを確かめる内容です。

★ 看護師 初めての転職
⇒ http://allabout.co.jp/gm/gc/376879/2/

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